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特別コラム

原田コラム(5)まさか殺すのでは

ペット関係のホームページを見ていたら、色々な動物の骨(標本)を売っている会社があって、犬や猫もありました。
「受注生産」と書いてあり、「品種についての要望は不可」「納期は数ヶ月」ともありました。
とすると、この会社は注文を受けたら、捕まえて来て、殺すのかな、と考えてしまいました。

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何年か前に私も犬の骨を1体買いました。製造元は中国のようです。
この骨「○○犬だろうなあ」と想像できる程度に血統正しい骨でした。
これらの動物の死体を入手する事は、その気になれば可能だと思いますので、少なくとも犬や猫を「注文を受けたら殺す」という事はないでしょう。
骨を作る目的で飼育する方法はなおさら採算が合わないでしょうから、死体が手に入った時に「骨」にした状態で保管しておいて、注文を受けたら組み立てるのだと思います。
このビジネス、あまりにも素晴しい品揃えに驚きますし、死んでからの方が高く売れる動物が多いのも気になります。
で、どのようにして骨にするのか気になりますね。
肉の部分を取り去るためには腐敗の促進や、薬品処理による方法も有効ですが、何と言ってもある種のワームの協力による方法が良いと聞いています。